エルゴトロンLXのモニターアームを外したいけれど、どうやって取り外せばいいのか分からない、または外す際の注意点を知りたいと思っていませんか。
引っ越しやデスク環境の変更、モニターの買い替え時など、アームを外す機会は意外と多いものです。
結論から言うと、エルゴトロンLXの取り外しは、モニター部分は4本のネジを緩めるだけで簡単に外せますが、外す前にアームを最上部に移動させないとアームが跳ね上がる危険があります。
デスクからの取り外しも、クランプのネジを緩めるだけで可能です。
この記事で分かること:
- モニターをアームから安全に外す手順と注意点
- デスクからアーム本体を取り外す方法
- ネジを紛失した場合の対処法とネジの規格
- クイックリリースブラケットで取り外しを劇的に簡単にする方法
- 取り外し作業を効率化するためのコツ
エルゴトロンLXのモニターを外す基本手順
モニターをアームから取り外す基本的な方法を解説します。
取り外し前の重要な準備【必読】
モニターを外す前に、必ずアームを一番上の位置まで移動させてください。この手順を省略すると、モニターを外した瞬間にアームが勢いよく跳ね上がり、周辺の物を破損したり、怪我をする恐れがあります。
エルゴトロンLXはガススプリング式のアームで、常にモニターの重量とバランスを取っています。そのため、モニターという重りが外れた瞬間、アームは軽くなって一気に上昇します。
モニター取り外しの具体的な手順
以下の手順でモニターを安全に外すことができます。
- アームを一番上の位置まで手動で移動させる
- モニター裏面のVESAマウント部分にある4本のネジを確認する
- プラスドライバーを使って4本のネジを反時計回りに回して緩める
- ネジを完全に外す(ネジは再使用するため保管する)
- モニターをアームから慎重に取り外す
- アームが跳ね上がらないように手で支えながら作業する
ネジの規格はM4×10mmで、VESA規格の標準サイズです。
取り外し時のコツと注意点
モニターを外す際は、上部が少し出っ張っているため、指を滑り込ませながら手前に引きつつ持ち上げると外しやすくなります。
27インチ以上の大型モニターの場合は、二人で作業すると安全です。
また、一度外したネジは小さな容器などに入れて保管しておくと、紛失を防げます。
エルゴトロンLXをデスクから外す方法
アーム本体をデスクから取り外す手順は、取り付け方式によって異なります。
クランプ式の場合の取り外し方法
最も一般的なクランプ式での取り外し方法です。
- デスク下部にあるクランプの締め付けネジを反時計回りに回して緩める
- ネジを完全に緩めるとクランプの開口部が広がる
- アーム全体をデスクから持ち上げて取り外す
- デスク天板に跡が残らないように、ゆっくり慎重に作業する
クランプのネジは大きめの六角レンチやプラスドライバーで回すことができます。
グロメット式の場合の取り外し方法
デスクに穴を開けて固定するグロメット式の場合は、以下の手順で外します。
- デスク下部のナットを反時計回りに回して緩める
- グロメットマウントのボルトをデスクの穴から引き抜く
- アーム全体を上に持ち上げて取り外す
グロメット式は一度外すと再度取り付ける際に位置合わせが必要なため、取り外し前に穴の位置をマスキングテープなどでマークしておくと便利です。
ポールとアームの分離方法
デスクから外さずにアーム部分だけを取り外したい場合は、ポールからアームを分離できます。
ポール上のカラー(締め付け部分)を緩めることで、アームの高さを変更したり、ポールから完全に外すことが可能です。
この方法は、引っ越しで梱包する際や、アームだけを別の場所に移動させたい時に便利です。
エルゴトロンLXのネジを紛失した場合の対処法
取り外し時にネジを紛失してしまった場合でも、再入手は簡単です。
必要なネジの規格
エルゴトロンLXで使用されているネジの規格は以下の通りです。
| 用途 | ネジの規格 | 必要本数 |
|---|---|---|
| モニター取り付け | M4×10mm(P0.7) | 4本 |
| モニター取り付け(凹みあり) | M4×12mm(P0.7) | 4本 |
| アーム接続部 | M4×15mm | 4本 |
VESA規格のモニターであれば、ほとんどがM4×10mmのネジに対応しています。
ネジの入手方法
紛失したネジは以下の方法で入手できます。
- ホームセンターで150円〜300円程度で購入可能
- Amazonや楽天市場でVESA規格ネジセットとして販売されている
- モノタロウなどの工具通販サイトでも入手可能
トラス頭のネジを選ぶと、モニター裏面に当たる面積が広くなり安定性が増します。
エルゴトロンのクイックリリースブラケットで取り外しを簡単に
頻繁にモニターを外す必要がある方には、クイックリリースブラケットの導入がおすすめです。
クイックリリースブラケットとは
エルゴトロン純正のクイックリリースブラケット(品番:60-589-060)は、ネジを回すことなくモニターの着脱ができる便利なアイテムです。
アーム側とモニター側にそれぞれブラケットを取り付け、上からスライドさせるだけで装着、レバーを引きながら持ち上げるだけで取り外しができます。
荷重範囲は15.9kgで、エルゴトロンLXの対応重量11.3kgを十分にカバーしています。
クイックリリースブラケットの取り付け方法
初回の取り付けは通常通りネジを使いますが、その後は工具不要で着脱できるようになります。
- モニター裏面のVESAマウント部分にモニター側ブラケットを取り付ける
- モニターに凹みがある場合は付属のスペーサーを使用する
- アーム側にもレバー付きブラケットを取り付ける
- モニター側ブラケットを上からスライドさせてアームに装着する
- レバーをロックして完了
取り外す際は、レバーを手前に引きながらモニターを持ち上げるだけです。
実際の使用者からの評価
デスク環境を頻繁に変更する方からは「取り外しが非常に楽になった」「デスクいじりが好きな方は絶対に導入すべき」という高評価が多く見られます。
特に複数のモニターを使用している環境では、配置換えやデスク交換時の作業時間が大幅に短縮されると評価されています。
一方で「ブラケットの着脱が少し固い」「ワッシャーを追加した方がスムーズになる」という意見もありますが、27インチモニターでも一人で問題なく外せるレベルです。
クイックリリースブラケット使用時の注意点
ブラケットとスペーサーがある分、通常よりもモニターが2〜3cm前に出てしまいます。
すでに壁に寄せ切って使っている場合は、モニターとの距離が近づくことになるため注意が必要です。
また、7.6cm以上の厚みがあるモニターには使用できません。
エルゴトロンLXの取り外し作業を効率化するコツ
取り外し作業をスムーズに進めるための実践的なテクニックをご紹介します。
作業環境の準備
取り外し作業を始める前に、以下の準備をしておくと作業がスムーズになります。
- 外したモニターを安全に置けるスペースを確保する
- 柔らかい布やクッションを敷いてモニターを傷つけないようにする
- ネジを入れる小さな容器を用意する
- 必要な工具(プラスドライバー、六角レンチ)を手元に揃える
特に27インチ以上の大型モニターは重量があるため、安全な作業スペースの確保が重要です。
付属のプラスネジを六角ボルトに交換する方法
エルゴトロンLX付属のプラスネジは、頻繁に着脱するとネジ穴がなめる(潰れる)リスクがあります。
取り外しを繰り返す予定がある方は、六角穴付きボルトへの交換がおすすめです。
モニター側はM4×30mm、アーム側はM4×5mmの六角ボルトに交換すると、工具がかかりやすく作業効率が向上します。
ただし、ボルトの先端が出ているとモニター裏面を傷つける可能性があるため、ジャストサイズを選ぶことが重要です。
二人作業のメリット
重量のあるモニターを一人で外す場合、片手でモニターを支えながら、もう片手でアームを押さえる必要があり、バランスを崩しやすくなります。
可能であれば二人で作業することで、一人がモニターを支え、もう一人がネジを外すという分担ができ、より安全かつ効率的に作業できます。
エルゴトロンLXの取り外しに関するまとめ
この記事で解説した内容を以下にまとめます。
- モニターを外す前に必ずアームを最上部に移動させて、跳ね上がりを防止する
- モニターは裏面の4本のM4×10mmネジを外すだけで取り外せる
- デスクからの取り外しはクランプのネジを緩めるだけで簡単に外せる
- ネジを紛失してもホームセンターやAmazonで150円〜300円程度で入手可能
- クイックリリースブラケットを使えば、工具不要で着脱が劇的に簡単になる
- 頻繁に取り外す場合は、プラスネジを六角ボルトに交換すると作業効率が向上する
エルゴトロンLXの取り外しは、正しい手順を守れば誰でも安全に行えます。
特にアームが跳ね上がる危険性については必ず認識しておき、事前にアームを上げておくことを忘れないようにしましょう。
頻繁にモニターを外す予定がある方や、複数モニター環境で配置換えを楽しみたい方は、クイックリリースブラケットの導入を強くおすすめします。
初期投資は必要ですが、一度導入すればその便利さに驚くはずです。
引っ越しやデスク環境の変更、モニターの買い替え時など、適切な手順で安全に取り外しを行い、エルゴトロンLXを長く快適に使い続けましょう。
