Logicool MX Master 4 for Macと通常版の最大の違いはLogi Boltレシーバーの有無とカラー展開です。
内部スペック・機能・価格はほぼ同じで、通常版はLogi Boltレシーバーが付属し、for Mac版はBluetooth専用のシルバー系カラー展開です。
MacとiPadだけで使うならfor Mac版、Windowsやその他のデバイスでもレシーバーで使いたいなら通常版を選べば失敗しません。
MX Master 4 for Macと通常版の違いの結論
MX Master 4は2025年10月30日に発売された、ロジクールのフラッグシップワイヤレスマウスです。
for Mac版と通常版の違いは付属品(レシーバーの有無)とカラー展開のみで、センサー・機能・スペックは全く同じです。
YouTubeレビュー「CameronDoughertyTech」でも「for Mac版はレシーバーが省略されているが、それ以外は通常版と同一」と結論付けられています。
価格はどちらも21,890円(公式)でほぼ同じのため、レシーバー付属分だけ通常版の方がコスパが高いです。
MX Master 4 for Macと通常版の3つの違い
主な違いを3つに整理します。
| 項目 | MX Master 4(通常版) | MX Master 4 for Mac |
|---|---|---|
| Logi Boltレシーバー | ○(USB-C対応レシーバー付属) | ×(付属なし) |
| 接続方式 | Logi Bolt 2.4GHz+Bluetooth | Bluetoothのみ |
| カラー展開 | グラファイト・ペイルグレー | スペースグレイ・シルバー系 |
| 価格 | 21,890円 | 21,890円(ほぼ同じ) |
| センサー・機能 | 同じ | 同じ |
違い①:Logi Boltレシーバーの有無
最も重要な違いです。
通常版にはUSB-C対応のLogi Boltレシーバーが付属しており、2.4GHz無線接続が可能です。
for Mac版にはレシーバーが付属しておらず、Bluetooth接続のみとなります。
Logi Bolt接続のメリットは以下の通りです。
- Bluetoothより安定した接続
- Bluetooth非対応のPCでも使用可能
- 企業や学校のBluetooth制限環境でも使える
- 接続が瞬時に確立される
for Mac版のBluetoothのみ接続のメリットは以下の通りです。
- MacのUSBポートをふさがない
- ケーブルやドングルが不要でシンプル
- 最大3台のデバイスをBluetooth切替で使える
「Macのポートを1つ空けておきたい」「シンプルに使いたい」という人はfor Mac版のBluetooth専用運用が便利です。
違い②:カラー展開の違い
通常版はグラファイト(濃いグレー)・ペイルグレー(明るいグレー)など、WindowsやBlackモニターとも合わせやすい汎用的な配色です。
for Mac版はスペースグレイ・シルバー系など、MacBook・Magic Mouse・Magic Keyboardのカラーと統一感を出しやすい配色です。
「MacのデスクをApple製品で統一している」「デスク環境の見た目を重視している」という人は、for Mac版のカラーを選ぶと満足度が高いです。
違い③:コスパは通常版が上
価格はほぼ同じ21,890円ですが、レシーバーが付属する通常版の方がコスパが高いです。
Logi Boltレシーバーを単体で購入すると約1,000円~2,000円かかるため、同じ価格でレシーバーがもらえる通常版の方がお得です。
「将来的にWindowsも使うかもしれない」「会社のPCでも使いたい」という人は通常版を選んでおくと安心です。
MX Master 4 for Macと通常版の共通スペック
機能面は完全に同じです。
| 項目 | 共通仕様 |
|---|---|
| センサー | Darkfield(最大8,000dpi) |
| 重量 | 150g(実測151g) |
| バッテリー | 最大70日 |
| 充電ポート | USB Type-C |
| ボタン数 | 8ボタン |
| スクロール | MagSpeed電磁気スクロール |
| 新機能 | 触覚フィードバック・Actions Ring |
| 対応ソフト | Logi Options+(Mac/Windows) |
| 価格 | 21,890円(公式)/19,900円(実売) |
触覚フィードバック
MX Master 4最大の新機能は触覚フィードバック(ハプティクス)です。
ファイルのドラッグ、アプリの切り替え、音量調整など、操作に応じてマウスが微振動し、指先で「できた」という感覚を確認できます。
ビジネスインサイダーのレビューでは「触覚フィードバックにより、操作の確認が直感的にできる」と評価されています。
Actions Ring
新設されたActions Ringは、マウス側面のリング状の操作部です。
上下左右の4方向+回転の操作で、最大72個のカスタムアクションを登録できます。
Photoshop・Premiere Proなどのクリエイティブアプリや、Excel・WordなどのOffice系アプリと組み合わせると、キーボードに手を戻さずにマウスだけで作業が完結できます。
MagSpeedスクロール
MagSpeed電磁気スクロールは、ロジクール独自の高速スクロール機能です。
通常のノッチスクロールモードと、1秒間に1,000行を超えるフリースピンモードを自動または手動で切り替えられます。
長いExcelシートやWebページを素早くスクロールする時に非常に便利です。
MX Master 4とMX Master 3Sの違い
前世代のMX Master 3Sとも比較します。
| 項目 | MX Master 4 | MX Master 3S |
|---|---|---|
| 価格 | 19,900円(実売) | 13,980円(実売) |
| 触覚フィードバック | ○ | × |
| Actions Ring | ○(最大72アクション) | × |
| 素材 | 樹脂ベース(ベタつき防止) | ラバー(長期使用でベタつきあり) |
| センサー | Darkfield 8,000dpi | Darkfield 8,000dpi |
| バッテリー | 最大70日 | 最大70日 |
| 静音 | ○ | ○ |
MX Master 4の新機能(3Sにない機能)
MX Master 4には3Sにない以下の機能が追加されています。
- 触覚フィードバック(ハプティクス)
- Actions Ring(最大72アクション登録)
- 樹脂ベース素材(加水分解によるベタつき防止)
特にベタつき問題の解消は、長年のMX Masterユーザーからの要望に応えた重要な改善点です。
MX Master 2・3・3Sではラバー素材の加水分解によるベタつきや剥がれが問題視されていましたが、MX Master 4では樹脂ベース素材に変更されました。
MX Master 3Sのメリット
MX Master 3Sには以下のメリットがあります。
- 実売約13,980円とMX Master 4より約6,000円安い
- センサー精度はMX Master 4と同じ8,000dpi Darkfield
- 静音クリック対応
- MagSpeedスクロール搭載
- 基本的な使い勝手はMX Master 4と遜色なし
「触覚フィードバックやActions Ringが不要」「コスパを重視する」なら、MX Master 3Sの方が賢い選択です。
MX Master 4 for Macの価格
購入時の価格目安です。
| モデル | 公式価格 | 実売価格 |
|---|---|---|
| MX Master 4(通常版) | 21,890円 | 19,900円~ |
| MX Master 4 for Mac | 21,890円 | 19,900円前後 |
| MX Master 3S | 16,200円 | 13,980円~ |
価格.comでMX Master 4の最安価格は19,900円で、セール時には17,910円まで値下がりした実績もあります。
MX Master 3Sは実売13,980円と約6,000円の差があり、予算を抑えたい場合はMX Master 3Sも有力な選択肢です。
MX Master 4 for Mac、どちらを選ぶべきか
用途別の選び方を解説します。
MX Master 4 for Macがおすすめの人
- MacとiPadだけで使い、Bluetooth接続で完結させたい人
- MacのUSBポートをふさぎたくない人
- MacBook・Magic MouseなどApple製品とカラーを統一したい人
- デスク環境の見た目を重視する人
- 将来的にWindowsやその他デバイスで使う予定がない人
MX Master 4(通常版)がおすすめの人
- Logi Boltレシーバーで安定した接続を重視する人
- Windows PCでも使いたい人
- Bluetooth制限のある会社・学校環境で使う人
- コスパを重視する人(レシーバー付きで同価格)
- 将来的に複数のOSやデバイスで使うかもしれない人
MX Master 3Sがおすすめの人
- 予算を約6,000円節約したい人
- 触覚フィードバックやActions Ringが不要な人
- 基本的な高性能マウスで十分な人
迷ったらどちらを選ぶ?
Mac専用・Bluetooth専用・デザイン重視ならfor Mac版、汎用性とコスパ重視なら通常版です。
機能・スペックは完全に同じなので、「レシーバーが必要か」「デザインをMacと統一したいか」の2点で判断すれば失敗しません。
MX Master 4の共通メリット・デメリット
for Mac版・通常版共通のメリットとデメリットです。
共通のメリット
- 触覚フィードバックで操作の確認が直感的
- Actions Ringで最大72個のカスタムアクション登録
- MagSpeedスクロールで長いページを爆速スクロール
- 最大70日のロングバッテリー
- Darkfield 8,000dpiセンサーの高精度トラッキング
- 樹脂ベース素材でベタつき問題を解消
- USB-C充電対応
- Logi Options+で細かくカスタマイズ可能
共通のデメリット
- 重量150gと重め(ゲーミングマウスより重い)
- 右手専用のエルゴノミクス形状(左利きは使えない)
- 価格が約21,890円と高価
- ゲーミング用途には不向き
まとめ
MX Master 4 for Macと通常版の違いは、Logi Boltレシーバーの有無・カラー展開の2点のみです。
センサー・機能・スペック・価格はほぼ同じで、for Mac版はBluetooth専用のシルバー系カラー、通常版はLogi Boltレシーバー付きの汎用カラーです。
Mac専用でBluetoothのみ使うならfor Mac版、Windowsや複数デバイスでも使うなら通常版、コスパを優先するならMX Master 3Sを選べば失敗しません。
どちらを選んでも、触覚フィードバック・Actions Ring・MagSpeedスクロールという最高峰の機能を享受できます。
MacとiPadだけで使うならfor Mac版、Windowsやその他のデバイスでもレシーバーで使いたいなら通常版を選べば失敗しません。
