INZONE Buds(WF-G700N)の遅延は公称30ms未満、実測では約20msです。遅延は、体感レベルではほぼゼロです。
一般的なBluetooth接続が200ms以上あるのに対し、2.4GHz専用無線接続により圧倒的な低遅延を実現しています。
FPSや音ゲーでも映像と音のズレを体感できないため、有線イヤホンから乗り換えても違和感なくプレイできます。
INZONE Buds(WF-G700N)の遅延の結論
INZONE Budsの遅延は、体感レベルではほぼゼロです。
ソニーの公式スペックでは30ms未満とされており、実際にTwitchの遅延計測ツール「Twitch Audio Video Sync」で測定した結果、約20ms程度の遅延が確認されています。
これは他社のゲーミングイヤホンと比較しても非常に優秀な数値で、有線イヤホンと遜色ないレスポンスです。
VALORANTやApex Legendsなどの競技性の高いFPS、音ゲーでも全く問題なくプレイできます。
INZONE Budsと他社ゲーミングイヤホンの遅延比較
他社の主要ゲーミングイヤホンと遅延を比較してみます。
| 製品名 | 接続方式 | 遅延 |
|---|---|---|
| INZONE Buds(WF-G700N) | 2.4GHz無線 | 30ms未満(実測約20ms) |
| Arctis GameBuds | 2.4GHz無線 | 約40ms |
| Razer Hammerhead Pro HyperSpeed | 2.4GHz無線 | 約40ms |
| Logicool G Fits | 2.4GHz無線 | 約40ms程度 |
| Edifier GX05 | 2.4GHz無線 | 約15ms |
| 一般的なBluetoothイヤホン | Bluetooth(SBC/AAC) | 200ms以上 |
| 低遅延Bluetoothイヤホン | Bluetooth(aptX LL) | 約40ms |
INZONE Budsは30ms未満と、主要ゲーミングイヤホンの中でもトップクラスの低遅延を実現しています。
Edifier GX05の15msには及びませんが、音質や機能性を含めた総合力ではINZONE Budsが優位です。
2.4GHz接続とBluetooth接続の遅延の違い
INZONE Budsは2つの接続方式を搭載しています。
2.4GHz無線接続(USBトランシーバー使用)
付属のUSB Type-Cトランシーバーを使った2.4GHz専用無線接続です。
- 遅延:30ms未満(実測約20ms)
- 用途:ゲーム、動画視聴に最適
- 対応機器:PC、PS5、Switch(USBポート必須)
- 接続の安定性:非常に高い
ゲームをプレイする際は、必ずこの2.4GHz接続を使用してください。
Bluetooth LE Audio接続(LC3コーデック)
Bluetooth接続も可能ですが、遅延が大きくなります。
- 遅延:約100~150ms程度(推定)
- 用途:音楽鑑賞、通話
- 対応機器:Bluetooth LE Audio対応デバイスのみ
- 注意点:従来のBluetooth(AAC、SBC)には非対応
ゲームには絶対に使わないでください。
音ズレが大きく、快適にプレイできません。
音楽鑑賞やスマホでの通話など、遅延が気にならない用途専用です。
FPSゲームでの遅延体感
FPSゲームをプレイした体感をまとめます。
VALORANT
VALORANTのような競技性の高いFPSでは、足音や銃声のタイミングが勝敗を分けます。
INZONE Buds(WF-G700N)の場合、スキルの発動音、足音、銃声すべてがリアルタイムで鳴ります。
敵の位置を音で判断する際も、映像と音のズレを一切感じません。
有線ヘッドセットと比較しても、遜色ない精度でプレイできます。
Apex Legends
Apex Legendsでも、敵の足音、扉の開閉音、アビリティの効果音がすべて正確なタイミングで聞こえます。
複数の敵が近づいてくる音も正確に把握でき、ワイヤレスであることを忘れるレベルです。
ただし、一部のユーザーから「Apexで音が出ない」という報告があります。
その場合は、ゲーム内設定で音声出力デバイスを「自動認識」から「INZONE Buds」に手動変更すると解決します。
Call of Duty
Call of Dutyシリーズでも、銃声や爆発音、リロード音などがすべて映像と同期しています。
コンマ数秒を争う撃ち合いでも、音の遅延が原因で負けることはありません。
音ゲーでの遅延体感
音ゲーは遅延に最も厳しいジャンルです。
リズムゲーム全般
音ゲーでは、ノーツを叩くタイミングと音が合っていないと全く遊べません。
INZONE Buds(WF-G700N)の場合、判定調整がほぼ不要、または微調整で済むレベルです。
映像と音が完全に同期しており、コンマ数秒の反応が求められるタイトルでも快適に操作できます。
映像と音のズレはほとんど確認できません。
レーシングゲーム
レーシングゲームでは、シフトアップの音とタコメーターの表示が同期しているか確認できます。
従来のBluetoothイヤホンでは、シフトアップの音がタコメーターより約500回転分遅れる現象が起きていました。
INZONE Budsでは、映像と音が完全に同期します。
エンジン音、タイヤの軋む音、コーナリング時の音、すべてが自然なタイミングで聞こえます。
INZONE Budsで遅延を最小限に抑える設定方法
遅延を最小限に抑えるための設定方法を解説します。
必ず2.4GHz接続を使用する
ゲームをプレイする際は、必ず付属のUSBトランシーバーを使った2.4GHz接続を使用してください。
- USBトランシーバーをPC、PS5、SwitchのUSBポートに接続
- イヤホンを充電ケースから取り出す
- 自動的に2.4GHz接続される
Bluetooth接続になっている場合は、イヤホンを3回タップして2.4GHz接続に切り替えてください。
PC専用ソフト「INZONE Hub」で最適化
PC使用時は、無料ソフト「INZONE Hub」をインストールすることで、さらなる最適化が可能です。
- 音場の個人最適化:自分の耳の形に合わせて音を調整
- サウンドトーンの個人最適化:聴覚特性に合わせた調整
- イコライザー調整:FPS向けプリセット(FPS-1、FPS-2、FPS-3)
これらの機能により、敵の位置や距離感を音で正確に把握しやすくなります。
PS5での設定
PS5で使用する場合は、以下の設定を行ってください。
- 「設定」→「サウンド」→「音声出力」を開く
- 「出力機器」で「USB Headset (INZONE Buds)」を選択
- 「ヘッドホンへの出力」を「すべての音声」に設定
- 「ヘッドホンに3Dオーディオを適用」をオンにする
この設定により、PS5のTempest 3D Audio技術を最大限活用できます。
INZONE Budsの遅延以外の特徴
遅延以外にも、INZONE Budsには多くの魅力があります。
eスポーツチームFnaticと共同開発
INZONE Budsは、世界的eスポーツチームFnaticとの共同開発により生まれました。
プロゲーマーの意見を反映した設計で、競技シーンでも通用する性能を備えています。
8.4mmダイナミックドライバーX搭載
ソニーのフラッグシップイヤホンWF-1000XM5と同じドライバーを搭載しています。
FPS向けにチューニングされており、足音や銃声、環境音を正確に再現します。
最大24時間のバッテリー
- イヤホン単体:最大12時間(ANC OFF時)
- 充電ケース込み:最大24時間
一般的な完全ワイヤレスイヤホンが5~6時間程度なのに対し、12時間という異常なスタミナ性能です。
休日に朝から晩までぶっ通しでゲームをしても、一度もケースに戻す必要がありません。
強力なノイズキャンセリング
ソニーのフラッグシップモデル譲りの強力なANCを搭載しています。
周囲の雑音を効果的に遮断し、静寂の中でゲームに集中できます。
INZONE Budsの価格と購入場所
価格は実売で22,500円~29,700円です。
| 販売場所 | 価格 |
|---|---|
| メーカー希望小売価格 | 29,700円 |
| Amazon通常時 | 26,000円~29,700円 |
| Amazonセール時 | 22,500円(24%OFF) |
| 楽天市場 | 27,000円~29,700円 |
| 価格.com最安値 | 26,000円前後 |
| 中古相場 | 17,000円~20,000円 |
Amazonのスマイルセールやプライムデーでは、22,500円(24%OFF)で購入できることが多いです。
この価格なら、本気でゲームをする人には十分おすすめできます。
INZONE Budsのメリットとデメリット
実際に使う上でのメリットとデメリットをまとめました。
メリット
- 30ms未満(実測約20ms)の圧倒的な低遅延
- 有線イヤホンと遜色ない音のレスポンス
- FPSや音ゲーでも映像と音のズレを感じない
- 最大24時間の長時間バッテリー
- 強力なノイズキャンセリング
- 個人最適化機能で音の定位精度向上
- 約6.5gの軽量設計で長時間でも快適
- PS5のTempest 3D Audio完全対応
デメリット
- 価格が通常時29,700円とやや高め
- Bluetooth LE Audio非対応のiPhoneでは音楽鑑賞に使えない
- 従来のBluetooth(AAC、SBC)には非対応
- 音楽鑑賞メインには向かない音質設計
- マイク性能はヘッドセットに劣る
よくある質問と回答
INZONE Budsの遅延に関するよくある質問をまとめました。
Q. 音ゲーでも使えますか?
A. はい、十分使えます。
判定調整がほぼ不要、または微調整で済むレベルです。
Q. 有線イヤホンと比べて遅延は感じますか?
A. いいえ、体感では全く感じません。
実測で約20msの遅延はありますが、人間の認識レベルでは判別できません。
Q. Bluetooth接続でもゲームはできますか?
A. おすすめしません。
Bluetooth接続では遅延が大きくなり、音ズレが発生します。
ゲームは必ず2.4GHz接続を使用してください。
Q. Switchでも低遅延で使えますか?
A. はい、使えます。
SwitchのUSBポート(ドックモード)にトランシーバーを接続すれば、2.4GHz低遅延接続が可能です。
まとめ
INZONE Buds(WF-G700N)の遅延は公称30ms未満、実測では約20msで、ゲーミングイヤホンとしてトップクラスの低遅延を実現しています。
FPSや音ゲーでも映像と音のズレを体感できず、有線イヤホンから乗り換えても違和感なくプレイできます。
2.4GHz専用無線接続により、一般的なBluetooth接続(200ms以上)と比べて圧倒的に低遅延です。
価格は通常29,700円ですが、Amazonセール時には22,500円で購入可能で、この価格なら本気でゲームをする人に十分おすすめできます。
最大24時間バッテリー、強力なノイズキャンセリング、個人最適化機能など、遅延以外の性能も非常に高く、ワイヤレスゲーミングイヤホンの最高峰といえる製品です。
