Razer BlackShark V2とV2 Xの最大の違いはUSBサウンドカードとTHX Spatial Audioの有無です。
V2は付属のUSBサウンドカードでTHX Spatial Audioに対応し、V2 Xは3.5mm接続でWindows 7.1サラウンドに対応します。
PC専用で音質と定位精度(FPSの足音の方向や距離)を極めるならV2、コスパ重視で幅広いデバイスで使うならV2 Xを選べば失敗しません。
PCだけで使う、音質と定位精度(FPSの足音の方向や距離)を重視するならV2がおすすめ。
コスパ重視で幅広いデバイス(PC、PS5、Switch)で使うならV2 Xがおすすめ。
予算が許すならBlackShark V2、コスパ重視ならBlackShark V2 Xです。
競技性の高いFPSをPCでガチでプレイするなら、THX Spatial Audioの定位精度は大きなアドバンテージになるためV2を選ぶのが良いです。
BlackShark V2とV2 Xの違いの結論
BlackShark V2とV2 Xは、どちらもRazer TriForce 50mmドライバーを搭載したeスポーツ向け有線ゲーミングヘッドセットです。
外見は非常に似ていますが、USBサウンドカードの有無により機能と音質に明確な差があります。
V2は付属のUSBサウンドカードでTHX Spatial Audioによる高精度な立体音響を実現し、Razer Synapse 3で細かく音を調整できます。
V2 Xは3.5mmアナログ接続でシンプルな構造を採用し、価格を約半額に抑えながらも十分な音質とゲーム性能を提供します。
BlackShark V2とV2 XのUSBサウンドカードの違い
最も重要な違いがUSBサウンドカードです。
| 項目 | BlackShark V2 | BlackShark V2 X |
|---|---|---|
| USBサウンドカード | ○(付属) | ×(非搭載) |
| サラウンド機能 | THX Spatial Audio | Windows 7.1サラウンド(ソフトウェア) |
| ソフトウェア対応 | Razer Synapse 3(詳細設定可) | 限定的(基本設定のみ) |
| 接続方式 | USB Type-A + 3.5mm | 3.5mmのみ |
BlackShark V2のUSBサウンドカード
V2に付属するUSBサウンドカードは、PC内蔵のサウンドチップを使わず独立した音声処理を行います。
これによりPCのスペックに関係なく、安定したクリアな音質を提供できます。
USBサウンドカードを接続することで、Razer Synapse 3で以下の詳細設定が可能になります。
- THX Spatial Audioのオン/オフ
- 10バンドイコライザー調整
- 低音ブースト
- 音声正規化
- ボイスクラリティ調整
- 周囲音低減機能
FPSで足音や銃声の聞き取りやすさを追求したり、配信で音質を作り込みたい場合に最適です。
BlackShark V2 Xのシンプル接続
V2 Xは3.5mmアナログ接続のみです。
USBサウンドカードがない代わりに、Windows用の7.1サラウンドソフトウェアをダウンロードできるコードが付属します。
ただし、PS5やSwitchでは7.1サラウンド機能は使えません。
あくまでPC(Windows)専用のソフトウェア処理です。
BlackShark V2とV2 XのTHX Spatial Audioの違い
立体音響性能に大きな差があります。
BlackShark V2のTHX Spatial Audio
THX Spatial Audioは、映画館で使われる音響技術をゲーム用に最適化したものです。
ネットの口コミレビューでは「敵がいる方向がすごくよくわかる」「音に奥行きがあり距離感がわかる」「まるでゲームの中に自分がいるような没入感」と高く評価されています。
特にFPSゲームで敵の位置を音で把握する精度が格段に向上します。
音楽鑑賞でも明確な改善が確認されており、音質面でもUSBサウンドカードの恩恵は大きいです。
BlackShark V2 XのWindows 7.1サラウンド
V2 XはWindows標準の7.1バーチャルサラウンドに対応します。
THX Spatial Audioほどの精度はありませんが、基本的なサラウンド体験は可能です。
カジュアルなゲームプレイや、サラウンド機能にそこまでこだわらない場合は十分実用的です。
BlackShark V2とV2 Xのドライバーの違い
ドライバー構造に微妙な違いがあります。
| 項目 | BlackShark V2 | BlackShark V2 X |
|---|---|---|
| ドライバー名称 | Razer TriForce チタン 50mmドライバー | Razer TriForce 50mmドライバー |
| チタンコート | ○ | × |
| 音の傾向 | 高音の明瞭さと定位重視 | バランス重視 |
BlackShark V2のチタンコートドライバー
V2のドライバーはダイヤフラムにチタンコートが施されています。
これにより高音域の輪郭がはっきりし、ボイスチャットの声、銃声、足音のような高めの音がくっきり聞き取りやすくなります。
ゲームの情報量を重視した音の出方で、競技性の高いFPSに最適です。
BlackShark V2 Xのバランス型ドライバー
V2 Xはチタンコートなしの標準TriForceドライバーです。
高音・中音・低音のバランスが良く、低音・中音・高音とバランスのとれたクリアーなサウンドです。
レビューでは「価格のわりに高音、中音、低音とバランスのとれたクリアーなサウンド」「敵の足音や攻撃音の聞き分けが重要なFPSやTPSでも十分なポテンシャル」と評価されています。
BlackShark V2とV2 Xのマイクの違い
マイクの設計が異なります。
| 項目 | BlackShark V2 | BlackShark V2 X |
|---|---|---|
| マイク | Razer HyperClear カーディオイドマイク | Razer HyperClear カーディオイドマイク |
| 着脱 | ○(着脱可能) | ×(折り曲げのみ) |
| 周波数特性 | 100Hz~10kHz | 100Hz~10kHz |
BlackShark V2の着脱式マイク
V2のマイクは完全に取り外し可能です。
ボイスチャットを使わない時やヘッドホンとして使いたい時は、マイクを外してすっきり使えます。
BlackShark V2 Xの折り曲げ式マイク
V2 Xのマイクは折り曲げ可能ですが、取り外しはできません。
上に跳ね上げることでマイクをミュートできますが、完全に取り外すことはできません。
BlackShark V2とV2 Xのイヤークッションの違い
イヤークッションの素材が異なります。
| 項目 | BlackShark V2 | BlackShark V2 X |
|---|---|---|
| イヤークッション | FlowKnit メモリーフォーム | レザーレット+通気性素材 |
| 通気性 | 非常に高い | 標準的 |
| 遮音性 | 標準的 | 高い |
BlackShark V2のFlowKnitクッション
V2は特殊なFlowKnit素材を採用しています。
通気性が非常に高く、夏場の長時間プレイでも蒸れにくいのが最大の特徴です。
部屋が暑くなりやすい環境で快適に使えます。
BlackShark V2 Xのレザーレットクッション
V2 Xはソフトなレザーレットと通気性素材の組み合わせです。
密閉感が高く、外部の音を物理的に遮断する効果があります。
短時間のプレイや、遮音性と価格のバランスを重視するなら十分です。
BlackShark V2とV2 Xの重量の違い
重量に差があります。
| 項目 | BlackShark V2 | BlackShark V2 X |
|---|---|---|
| 重量 | 約262g | 約240g |
| 軽量性 | 軽量 | 超軽量 |
V2 Xは約240gと驚異の軽さです。
一般的なゲーミングヘッドセットが300g~400gあるのに対し、240gは圧倒的に軽量です。
V2も約262gと十分軽いですが、USBサウンドカードを省いたV2 Xの方がさらに軽量化されています。
BlackShark V2とV2 Xの価格比較
価格に大きな差があります。
| モデル | 実売価格 | 販売状況 |
|---|---|---|
| BlackShark V2 | 12,000円前後 | 生産終了(在庫限り) |
| BlackShark V2 X | 6,360円~7,599円 | 現行販売中 |
V2は生産終了していますが、ECサイトでは12,000円前後で販売されています。
V2 Xは公式価格7,599円で、実売価格は6,360円~7,000円台と非常にコストパフォーマンスに優れています。
価格差は約5,000円~6,000円あり、予算を抑えたいならV2 X一択です。
BlackShark V2とV2 X、どちらを選ぶべきか
どちらを選ぶべきかは、用途と予算で決まります。
BlackShark V2がおすすめの人
- PC専用で使う人
- THX Spatial Audioで定位精度を極めたい人
- 競技性の高いFPSをプレイする人
- Razer Synapseで音を細かくカスタマイズしたい人
- 配信で音質を作り込みたい人
- マイクを取り外して使いたい人
- 夏場の長時間プレイが多い人(FlowKnitクッション)
- 予算に余裕がある人(12,000円)
BlackShark V2 Xがおすすめの人
- コストパフォーマンスを最重視する人
- 複数のデバイスで使いたい人(PC、PS5、Switch)
- 初めてゲーミングヘッドセットを買う人
- バランスの良い音質で十分な人
- 軽量性を重視する人(240g)
- 予算を6,000円台に抑えたい人
迷ったらどちらを選ぶ?
予算が許すならBlackShark V2、コスパ重視ならBlackShark V2 Xです。
競技性の高いFPSをPCでガチでプレイするなら、THX Spatial Audioの定位精度は大きなアドバンテージになります。
カジュアルなゲームプレイや、PS5/Switchでも使いたい、または予算を抑えたいなら、V2 Xで十分満足できます。
両モデル共通の特徴とメリット
どちらを選んでも、以下の特徴とメリットは共通です。
共通のメリット
- Razer TriForce 50mmドライバーの高音質
- 低音・中音・高音を独立調整できる設計
- eスポーツ向けの精密なサウンド
- 軽量設計で長時間快適(240g~262g)
- HyperClearカーディオイドマイク搭載
- 調整可能なパッド付きヘッドバンド
- 密閉型ハウジングでゲームに集中
共通のデメリット
- ワイヤレス非対応(有線のみ)
- 音楽鑑賞にはあまり向かない音質設計
- ノイズキャンセリング機能は非搭載
- 低音は控えめ(FPS特化設計のため)
評価
ネットの評価をまとめます。
BlackShark V2の評価
- 「THX Spatial Audioで敵の位置がすごくよくわかる」
- 「音に奥行きがあり距離感がわかる」
- 「USBサウンドカードで音楽も明らかに良くなる」
- 「FlowKnitクッションが夏場でも蒸れない」
BlackShark V2 Xの評価
- 「6,000円台でこの音質は驚き」
- 「エイペックスの足音がとてもよく聞こえる」
- 「240gの軽さで長時間でも疲れない」
- 「装着感が良く、フィット感がある」
- 「エントリーモデルとしては優秀すぎる」
まとめ
Razer BlackShark V2とV2 Xの違いは、USBサウンドカードとTHX Spatial Audioの有無、ドライバーのチタンコート、マイクの着脱可否、重量、価格です。
V2はUSBサウンドカードでTHX Spatial Audioに対応し、競技性の高いFPSに最適な定位精度を実現しています。
V2 Xは3.5mm接続でシンプルな構造を採用し、6,000円台の価格ながら十分な音質とゲーム性能を提供します。
価格差は約5,000円~6,000円で、PC専用で音質と定位精度を極めるならV2、コスパ重視で幅広いデバイスで使うならV2 Xを選べば失敗しません。
両モデルともRazer TriForce 50mmドライバーを搭載し、eスポーツ向けの精密なサウンドと軽量設計は共通の魅力です。
PCだけで使う、音質と定位精度(FPSの足音の方向や距離)を重視するならV2がおすすめ。
コスパ重視で幅広いデバイス(PC、PS5、Switch)で使うならV2 Xがおすすめ。
予算が許すならBlackShark V2、コスパ重視ならBlackShark V2 Xです。
競技性の高いFPSをPCでガチでプレイするなら、THX Spatial Audioの定位精度は大きなアドバンテージになるためV2を選ぶのが良いです。
