Razer BlackShark V3とV3Proの違いを比較|価格・ANC・機能を解説

Razer BlackShark V3 Proの最大の特徴はRazerヘッドセット初のANC(アクティブノイズキャンセリング)搭載です。

無印V3との違いは、

・ANCの有無
・重量(約100g差)
・価格(約16,000円差)

です。V3 Proの方が値段が高く性能も上となっています。

V3 ProとV2 Proとの違いは第2世代HyperSpeed(10ms)とANC搭載です。

外部ノイズを強力に遮断してゲームに集中したいならV3 Pro、軽量性とコスパ重視ならV3、既存V2 Proユーザーは機能アップグレード次第で選べば失敗しません。

外部ノイズを強力に遮断してゲームに集中したいならV3 Proがおすすめ。

軽量性とコスパ重視ならV3がおすすめ。

ANCが必須ならV3 Pro、軽量性とコスパ重視ならV3、既存V2 Proユーザーは買い替え不要という結論となります。

BlackShark V3 Proの違いの結論

BlackShark V3 Proは、2025年8月8日に発売されたRazerのフラッグシップワイヤレスゲーミングヘッドセットです。

同日に発売された無印V3、そして2023年発売のV2 Proとの比較において、ANC搭載、第2世代HyperSpeed Wireless(10ms超低遅延)、バイオセルロースドライバー、12mmフルバンドマイクが主な差別化ポイントです。

V3 Proは最上位モデルとして40,780円で販売され、V3は24,480円、V2 Pro(2023)は24,000円~32,980円という価格帯です。

機能面ではV3 Proが圧倒的ですが、重量約367gとやや重くなっており、軽量性を重視するならV3(約270g)の方が優れています。

BlackShark V3 ProとV3(無印)の違い

同時発売されたV3 ProとV3の違いを比較します。

項目BlackShark V3 ProBlackShark V3
価格40,780円24,480円
ANC○(ハイブリッド型4段階+環境認識)×(パッシブ遮音のみ)
ドライバー第2世代バイオセルロース 50mm第2世代チタン 50mm
マイクHyperClear Full Band 12mm(20Hz~20kHz)HyperClear Super Wideband 9.9mm(60Hz~16kHz)
接続方式2.4GHz/Bluetooth/USB/3.5mm(4接続)2.4GHz/Bluetooth/USB(3接続)
重量約367g約270g
イヤークッションFlowKnit 2層メモリーフォームハイブリッドファブリック+レザーレット
EQプリセットプロチューニングEQ 12種類プロチューニングEQ

V3 ProのANC(アクティブノイズキャンセリング)

V3 Proの最大の特徴は、Razerヘッドセット初のハイブリッド型ANCです。

4段階のANCレベル調整と環境認識モードを搭載しており、以下のような使い分けができます。

  • ANCオフ:パッシブ遮音のみで自然な音
  • ANC低:軽度の環境音を遮断
  • ANC中:エアコンやPCファンの音を低減
  • ANC高:生活音を大幅にカット
  • 環境認識モード:周囲の音を取り込み会話可能

「生活音レベルは結構遮断できる」と評価されており、配信環境や共用スペースでのゲームプレイに最適です。

V3のパッシブ遮音のみ

V3にはANC機能がありません。

イヤークッションによる物理的な遮音(パッシブノイズキャンセリング)のみです。

静かな部屋でのプレイが中心なら、ANCなしでも十分快適に使えます。

ドライバーの違い:バイオセルロース vs チタン

V3 Proは第2世代バイオセルロースドライバーを搭載しています。

バイオセルロースは植物由来の素材で、チタンより振動特性に優れ、音の解像度と定位精度が向上します。

FPSゲームで足音や銃声の方向を正確に把握しやすく、競技シーンでのパフォーマンスが向上します。

V3は第2世代チタンドライバーを搭載しています。

チタンコートは高音域の明瞭さに優れ、バランスの取れたサウンドを提供します。

幅広いジャンルのゲームを楽しむには十分な性能です。

マイクの違い:12mm vs 9.9mm

V3 ProはHyperClear Full Band 12mmマイクを搭載しています。

周波数特性20Hz~20kHz(人間の可聴域全体)をカバーし、配信や動画投稿に使える放送レベルの音質です。

V3はHyperClear Super Wideband 9.9mmマイクを搭載しています。

周波数特性60Hz~16kHzで、ボイスチャットには十分な性能ですが、配信には物足りない場合があります。

接続方式の違い:4接続 vs 3接続

V3 Proは3.5mmアナログ接続に対応しています。

2.4GHz無線、Bluetooth、USB、3.5mmの4つの接続方式が使え、あらゆるデバイスで使える汎用性が魅力です。

V3は3.5mm接続には非対応で、2.4GHz無線、Bluetooth、USBの3接続のみです。

重量の違い:367g vs 270g

V3 Proは約367gで、V3より約100g重くなっています。

これはANC機構とバイオセルロースドライバーによるものです。

V3は約270gと驚異の軽量性を実現しており、長時間のゲームセッションでも首や肩への負担が少ないです。

「V2 Pro(331g)の方がV3 Pro(367g)よりフィット感が良い」と評価されており、重量増加がマイナス要因になっている点は注意が必要です。

BlackShark V3 ProとV2 Pro(2023)の違い

前世代V2 Pro(2023アップグレードモデル)との違いを比較します。

項目BlackShark V3 ProBlackShark V2 Pro(2023)
発売日2025年8月8日2023年6月
無線遅延10ms(Gen-2 HyperSpeed)約30ms(Gen-1 HyperSpeed)
ANC○(ハイブリッド型)×
ドライバー第2世代バイオセルロース 50mmTriForce Titanium 50mm
マイクHyperClear Full Band 12mmHyperClear Super Wideband
空間オーディオTHX Spatial Audio 7.1.4THX Spatial Audio 7.1
重量約367g約320g
価格40,780円24,000円~32,980円

第2世代HyperSpeed Wireless(10ms)

V3 Proは第2世代HyperSpeed Wirelessで10ms超低遅延を実現しています。

V2 Pro(2023)の約30msと比較して、3分の1の遅延に短縮されました。

音ゲーや競技性の高いFPSで、映像と音のズレを体感できないレベルに到達しています。

THX Spatial Audio 7.1.4

V3 ProはTHX Spatial Audio 7.1.4に対応しています。

従来の7.1chに「高さ」の情報(.4)が加わり、上下方向の音も正確に把握できます。

V2 ProはTHX Spatial Audio 7.1のみで、高さ情報には非対応です。

音質の違い

SoundGuysのMDAQS(多次元オーディオ品質スコア)テストでは、以下の結果が出ています。

  • V2 Pro:総合スコア3.9、Distortion 3.2、Immersiveness 4.3
  • V3 Pro:総合スコア3.7、Distortion 2.5、Immersiveness 3.8

意外にもV2 Proの方が音質スコアが高いという結果です。

これはV2 Proの方が締め付け力(クランプフォース)が強く、耳とのシール性が良いためと分析されています。

V3 Proはヨーク設計が緩く、頭を動かすとシールが破れやすく、ANCとイマージョンに影響を与えています。

アップグレードすべきか?

SoundGuysのレビューでは「V3 Proは明確な技術的アップグレードだが、フィット感の問題がある」と結論付けています。

V2 Pro(2023)を既に持っている場合、以下のポイントで判断しましょう。

  • ANC機能が必須→V3 Proにアップグレード
  • 10ms遅延が必要→V3 Proにアップグレード
  • 音質とフィット感重視→V2 Proで十分
  • 軽量性重視→V2 Proの方が約50g軽い

BlackShark V3 Proの価格比較

価格は以下の通りです。

モデル実売価格価格差
BlackShark V3 Pro33,000円~40,780円
BlackShark V324,480円約8,520円~16,300円安い
BlackShark V2 Pro(2023)24,000円~32,980円ほぼ同価格~7,800円安い

V3 Proは33,000円くらいから販売されていて、公式価格は40,780円です。

V3は24,480円で約16,000円の価格差があり、コストパフォーマンスはV3の方が圧倒的です。

BlackShark V3 Proの共通スペック

V3シリーズ全体に共通する優れたスペックを紹介します。

項目共通仕様
バッテリー最大70時間(2.4GHz)
急速充電15分充電で約6時間
充電ポートUSB Type-C
同時接続2.4GHz+Bluetooth同時接続対応
空間オーディオTHX Spatial Audio対応(PC)
スイベル機構15°スイベルジョイント
マイク着脱式HyperClearマイク

業界最長70時間バッテリー

V3シリーズ全モデルで最大70時間のバッテリー持続時間を実現しています。

1日10時間使用しても1週間充電不要で、充電ストレスから完全に解放されます。

2.4GHz+Bluetooth同時接続

V3シリーズは2.4GHz無線とBluetoothの同時接続に対応しています。

PCでゲームをプレイしながら、スマホの通話やDiscordを併用できます。

この機能はV2 Proにはなかった新機能です。

BlackShark V3 Pro、どれを選ぶべきか

用途と予算に応じた選び方を解説します。

BlackShark V3 Proがおすすめの人

  • 外部ノイズを強力に遮断したい人(ANC必須)
  • 配信や動画投稿でマイク音質を重視する人(12mmフルバンドマイク)
  • 競技性の高いFPSで10ms超低遅延が必要な人
  • 3.5mmアナログ接続も使いたい人(4接続対応)
  • 最高峰の機能を求める人
  • 予算に余裕がある人(40,780円)

BlackShark V3がおすすめの人

  • 軽量性を最優先する人(約270g)
  • 静かな環境でプレイする人(ANC不要)
  • コストパフォーマンスを重視する人(約16,000円節約)
  • 幅広いジャンルのゲームを楽しむ人
  • 初めてハイエンドヘッドセットを買う人

BlackShark V2 Pro(2023)がおすすめの人

  • 既に所有していて満足している人(買い替え不要)
  • フィット感と音質バランスを重視する人
  • 約320gの重量が快適な人
  • セール価格で購入できる人(24,000円~)

迷ったらどれを選ぶ?

ANCが必須ならV3 Pro、軽量性とコスパ重視ならV3、既存V2 Proユーザーは買い替え不要です。

V3 ProはANCと10ms遅延という明確なアドバンテージがありますが、約367gの重量と40,780円の価格がネックです。

V3は約270gの軽量性と24,480円の価格で、バランスが最も優れています。

BlackShark V3 Proの対応プラットフォーム

BlackShark V3シリーズは、プラットフォーム別モデルが展開されています。

プラットフォーム別ラインナップ

  • BlackShark V3 Pro for PC:汎用モデル
  • BlackShark V3 Pro for PlayStation:PS5公式ライセンス取得
  • BlackShark V3 Pro for Xbox:Xbox公式ライセンス取得

基本性能は同じですが、プラットフォーム専用の最適化とEQプリセットが異なります。

複数のゲーム機を持っている場合は、汎用PC版を購入すればすべてのデバイスで使えます。

まとめ

Razer BlackShark V3 Proの違いは、無印V3とはANC・重量・価格、V2 ProとはANC・第2世代HyperSpeed(10ms)・バイオセルロースドライバーです。

V3 Proは40,780円でRazerヘッドセット初のANC搭載、12mmフルバンドマイク、10ms超低遅延を実現したフラッグシップモデルです。

V3は24,480円で約270gの軽量性とバランスの良い性能を提供し、コストパフォーマンスに優れています。

V2 Pro(2023)は既に所有している場合、音質とフィット感では優位性があり、無理にアップグレードする必要はありません。

外部ノイズを強力に遮断してゲームに集中したいならV3 Pro、軽量性とコスパ重視ならV3を選べば失敗しません。

全モデル共通で最大70時間バッテリー、2.4GHz+Bluetooth同時接続、THX Spatial Audio対応という優れた基本性能を備えています。

外部ノイズを強力に遮断してゲームに集中したいならV3 Proがおすすめ。

軽量性とコスパ重視ならV3がおすすめ。

ANCが必須ならV3 Pro、軽量性とコスパ重視ならV3、既存V2 Proユーザーは買い替え不要という結論となります。

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